マムシ・まむし・蝮

マムシは山や湿気のある河原などに住む毒蛇ですが、民間では昔から薬用として頻繁に利用されてきました。
なんといっても、焼酎に漬け込んだ「蝮酒(まむしざけ)」は代表的な滋養強壮薬として、暑気当りや疲労回復のため昔から愛飲されてきました。
また民間療法として、傷口につけたり、打撲や耳痛の湿布などに用いられています。
医学書「大同類聚方」にも「マムシを焼いて飲む」と言う処方が出ています。現在では各研究機関でその効能が解明されており、著効はいまや科学的にも証明されております。



マムシといえば決して良いイメージはありませんね。見た目はたしかにグロテスクなマムシですが、栄養価が高い事から、中国などでは古くから「精がつく」とされて食用にしてきました。特に内臓疲労の方にすばらしい効果があるとされています。

マムシの皮と内蔵とを取り除いて、頭と筋肉付きの骨だけにして乾燥したものは「反鼻(ハンピ)」と呼ばれる生薬で、黒焼きや粉などにして用います。
黒焼きは切り傷や化膿性腫瘍に外用し、粉は疲労時の強壮、暑気当りやイライラ、虚弱体質改善などに内服します。

またマムシは血液の流れを改善する作用を持っています。とくに体調が悪いとき、病中病後は胃腸への血液の流れが不足し、食欲がわかないものです。マムシにはそうした臓器への血液量を増大させ、内臓の働きを活発にする作用があります。また胃潰瘍、十二指腸潰瘍の修復作用を手伝ったり、ストレスに対する 抵抗力の増大や末梢の血液量を増大する作用があると報告されています。

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栄養素から見たマムシの効能


マムシの肉はビタミン類細胞を活性化させるために必要な必須アミノ酸を非常にバランスよくに含んでおり、また脂肪分には、DHAEPAに加え、植物油に多く動物油にはほとんど無いリノール酸などが含まれます。
またマムシの栄養は他の食品よりも、蛋白質鉄分リンカルシウムが目立って多く含まれています。
したがってマムシは、カルシウム不足からくる自律神経失調症不眠症イライラなどにも有効です。

マムシの毒は出血毒と呼ばれ、噛まれると血液中に入った毒は血管に働き,血管壁を破壊します。傷口から周辺の筋肉などを壊死させ、果ては腎不全を起こして死に至る場合もある大変に強力なものです。
しかし、この毒成分にさえ、口から飲むと消化器官で分解され、内臓の働きを活発にさせ疲労を取り除く不思議な作用があります。この毒の成分を使うと血栓症などの治療に有効との報告もあります。
 →詳しくはQ&A(マムシやコブラといえば毒蛇・・・体に害はないのでしょうか?

また、一匹のマムシからわずかに取れる高価なマムシ胆ですが、タウロコール酸(タウリン)約52%含まれています。タウリンは健康の基本となる働きであるタンパク質の分解、胆汁の分泌促進,肝機能亢進から解毒作用などを促し、また乳酸の増加を防ぎ、鎮痛、消炎の働きをします。
この為、タウリン疲労回復ストレス解消に大きな効果があります。

花粉症などで頭がおもい、いらいらするというときにぜひお試しください。

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マムシの強精効果


何故マムシは精力剤強精剤と呼ばれるのでしょうか。

江戸時代の医者、畑黄山は『世人熊の胆の薬効を知るも 蝮(まむし)の胆の偉効を知らず、これは捕り難きによる』と書いています。マムシ胆に豊富に含まれるタウリンは疲労回復、ストレス解消に大きな効果があり、実際多くの栄養ドリンク剤にも使われています。
また、マムシのもつ豊富なビタミン類必須アミノ酸は、胃腸や肝臓、膵臓などの諸器官を丈夫にし体本来の力(基礎体力)をパワーアップしてくれます。
基礎体力があがり疲れにくくなることで、性能力のほうも強くなるという事になります。

そして、マムシの中には末梢血管、ことに下半身の血管を拡張し性ホルモンの分泌を高め強精効果を発揮するカルノシンやスペルミンなどが含まれています。   →詳しくは セックスとマムシ

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